人生の最後に失敗しない!安心して買える配当専用株の見分け方
人生の最後に失敗しない!安心して買える配当専用株の見分け方

知っておこう

かつて銀行の金利が高かった時代には、貯金を銀行に預けて金利によって収入を得るという方法が一般的だったことがある。
今ではとうとうマイナス金利が導入されるようになり、銀行にお金を預けたとしてもお金が増える見込みはない。
また、株で儲けようと思っても、株式市場はどんどん下落しており、株価が上がることもほとんどない。

このような状況でどこに投資をするべきかと考えたときに、株式に投資して配当を目当てにすると思うのは自然な流れだろう。
配当の場合は景気に左右されることはなく安定して利益を得ることができるのだ。
しかも、リスクはそれほど高くはないため、これからシニアが投資をするなら配当専用株に狙いを定めることをおすすめする。

配当を得ることを目的として株式投資するために、配当取りに適した株のことを配当専用株という。
世の中にはいろいろな株式会社が存在しているため、その中には配当が良い会社もたくさんあるのだ。
安定して高配当を与えてくれる会社はたくさん存在するため、それを上手く見つけ出そう。

配当専用株の見つけ方

特定の企業の配当を確認するときには今年の分だけではなくて直近5年程度の配当の様子を調べておくべきだ。
たとえば高配当だと宣伝されている企業でも、突然配当金を減らすケースもあるのだ。
今年は高配当だったとしても、それは臨時のことであり普段は配当金が低いというケースもある。

配当が年によって上下せず安定感のある会社の株は配当専用株としておすすめだ。
また、そもそもの前提として配当金というものは企業の業績から生じるものだ。
そのため毎年業績の浮き沈みが激しい企業の場合は、安定した配当を得ることは難しい。

毎年業績を上げている勢いのある企業だったとしても、一気に落ち込むこともありうる。
それよりも歴史があり、完全に成熟していて安定感のある企業の株の方が信頼できるだろう。
堅実な営業をしていて、なおかつ高配当な企業の株であれば、それを買ったとしても余計な心配をせずに済むのだ。

また、業界単位で見るのではなくて、あくまでも個別の企業に注目することは大切だ。
あまり勢いのなさそうな業界であっても安定して高配当を出している企業はあるものなのだ。
そのような企業こそは注目するべき企業であり、たくさんの配当を毎年得られる可能性がある。

また、配当だけではなくて優待制度というものもあるため、こちらにも注目しよう。
優待制度を含めて高配当だと考えるか、それとも優待制度と配当金を別物として考えるかは人それぞれだろう。
配当金によってさらなる投資をしたいという方にとっては優待制度よりも現金配当の方が重要だ。