塩分控えめの料理を作るコツ
塩分控えめの料理を作るコツ

塩分過多な料理は健康を害するのか?!

日頃からしょっぱい物が好きという方は、料理の際にも、塩分過多になりがちな料理を作る方が少なくありません。
ですが、必要以上の塩分を摂取することは、体に負担をかけ、様々な病気を併発する原因となります。
自分で料理をされるという方は特に、日頃の料理の塩分量を調整して、健康をキープするようにケアすることが大切と言えるでしょう。

日頃塩分が多い料理を食べ続けている方は、突然塩分を減らすと、物足りなく感じる方も多いと思います。
ですが、その状態は非常に危険で、舌の感覚が麻痺してしまっている証拠かもしれません。
物足りない状態の料理も、適正な塩分が含まれているのであれば、毎日食べ続けることで、徐々に舌の感覚が取り戻されていきますので、我慢して続けてみましょう。

調味料を工夫して塩分を控えめにしましょう

味が薄いと感じたら、塩分を足すのでは無く、その他の調味料で補うことをおすすめします。
例えば代表例は、味噌汁です。

味噌汁の場合、味が薄いと感じたら、味噌を大量に溶かすという方も居るかもしれませんが、それでは塩分が上がる一方です。
味噌に頼るのでは無く、出汁を使って味を調整する事で、物足りなさをカバーすることが出来るでしょう。
出汁は味の素などではなく、出来るだけ、鰹節などの素材から取ることが大切です。

また、同じ調味料でも、塩分控えめのドレッシングなど、健康のことを考えているタイプの調味料が多くあります。
そうした調味料を活用することで、少しずつ塩分を押さえて、健康的な味覚を取り戻していくことが出来るようになるでしょう。

調理方法の違いで味の違いも出ます

更に、素材の味を生かして調理をすることも、調理方法の違いも、味に大きな変化があります。
同じ塩分の量でも、素材の味を生かした調理方法をする事で、塩分が少なくても十分美味しく料理をする事ができるでしょう。

最もおすすめなのは、蒸し焼きです。
温野菜やお肉など、蒸し焼きにして調理をする事で、素材の味が生かされやすく、調味料が無くとも、美味しく味わうことができるでしょう。
更に蒸し焼きの場合は、少ない塩分量でも、蒸気に溶け込んでしっかりと塩分が巡り、素材全体に塩分が巡りますので、効率良く塩分摂取できる点が特徴です。

このように、調理方法を変えることでも、塩分控えめで美味しい料理を作る事が出来るでしょう。
また、日頃から目分量で塩こしょうをしている方などは、計量スプーンを使って、きっちりと測るようにして下さい。
目分量で入れてしまうと、味見をして自分が美味しいと感じるほど調味料を入れてしまいますので、そうならないように注意が必要でしょう。