詐欺の種類を知って対策しよう!
詐欺の種類を知って対策しよう!

詐欺被害に注意!騙されないと思っている人ほど騙されやすい

シニア世代の被害者が相次いでいる、詐欺。
詐欺は非常に巧妙狡猾で、どんなに注意をしていても、騙されるときは騙される、非常に危険な事件の一種と言えるでしょう。

特に、日頃から詐欺のニュースを見ていて、「自分は絶対に大丈夫」と思っている方ほど、詐欺被害に遭う傾向があります。
詐欺被害は、絶対に引っかからない人など居ない、いつ自分が巻き込まれるか分からないという事を頭に入れて、日頃から警戒心を持つことが重要です。

詐欺と言っても様々な形が有り、日々、多くの新しい詐欺が勃発しています。
いずれも非常に手口が巧妙で、一人だけでは無く、チームで協力して一人を騙すというような事も少なくありません。
詐欺被害に遭った後、被害金額が戻ってくることはほとんどありませんので、日頃から、詐欺に関しての勉強をすることが重要でしょう。

劇場型詐欺が激増中

近年増加傾向にあるのが、劇場型詐欺です。
劇場型詐欺は、何日かに分けて相手を信用させ、詐欺を行うタイプになります。

例えば、最初に電話で、株式公開準備室と名乗る担当者から電話が掛けられます。
未公開株を買って欲しい、パンフレットを送ります等、一見営業のような電話を掛けてきて、その日は電話が終わるでしょう。

そして後日、金融職員と名乗る担当者から電話があり、未公開株の詐欺被害が増えているので注意をして下さい、との声かけが行われます。
その際に、以前電話で話をされた未公開株の話を思いだし、その話をしたら、金融職員側は、その株は本当にある株で、おすすめの株ですと紹介をするのです。
その結果、安心して株を購入してしまうと、実際には無いような株ですので、まんまと現金を取られてしまいます。

このように、一連のストーリー仕立てになっているような、劇場型詐欺の被害に遭う方が増加傾向にあります。
営業電話、金融庁職員等、消費生活センター、財務局など、公的機関を名乗る電話がかかってきたら、十分注意をしましょう。

宅配便詐欺に要注意!

こちらも非常に多いのが、宅配便詐欺です。
何人か一緒に暮らしているご家庭に発生する事が多い詐欺で、頼んでも居ない商品を、宅配便業者のフリをして届け、料金を請求するというタイプになります。

家族の誰かが代引きで荷物を頼んだのかと、ついつい払ってしまう方も居ますが、それが詐欺業者の手口。
まんまと現金をだまし取り、気がついたときには後の祭りとなってしまうでしょう。

何も言われてない荷物があれば、一度お引き取りしてもらって、本人に確認をしないといけません。
家族の名前を調べて、荷物が届いたフリをすると言うことは難しくありませんので、十分気をつけましょう。