現在の健康状態を知り、意識することの大切さ
現在の健康状態を知り、意識することの大切さ

健康をめぐる現状

日本の平均寿命は年々延伸し続けており世界有数の長寿国家です。
更に、健康上に大きな問題はなく、生活に支障なく生活を送る期間である「健康寿命」においては世界一となっています。
国が掲げる健康に関する政策とは、以前は感染症対策を軸に衛生水準を高めることにポイントがおかれていましたが、時代が移りゆくと共に、疾病予防、健康維持や健康増進にも言及されるようになってきました。

つまり、平均寿命を延ばすことよりも、健康で質の良い生活を送る「健康寿命の延伸」に重点が置かれるようになってきたと考えられます。
国の政策の移り変わりだけではなく、個人の生活面においても高い健康意識を持つ人が増加傾向にあります。

健康維持の為に毎日ジョギングやウォーキングをしたり、仕事帰りにフィットネスクラブで汗を流したり、ヨガに通ったりと、個人の健康への関心が高いことが伺えます。
また、特定保健用食品、いわゆるトクホの市場も急激に伸びています。
一方で喫煙率は減少していますので、個人の意識の中で健康志向が更に向上していると言って良いでしょう。

最近では、シニア世代の人々が購入しやすい健康食品やサプリメントの商品も登場しています。
卵油とにんにくがコラボレーションしたサプリメント、高麗人参を使ったゼリー状の食べやすい健康食品など種類も様々です。
卵油の作り方|ちえの輪卵油
こちらのちえの輪卵油は無添加の餌で育てられた鶏の卵から卵油をつくり、カプセルに閉じ込めてサプリメントにしているようです。
卵という自然の天然素材から手作りで作っているということも服用する際に安心できる要素ですね。

「健康」についての意識と「幸福」の関係

日本人の多くは自分をある程度幸せだと感じているという調査結果があり、65歳以上の高齢者の7割以上がその判断基準に「健康状況」を重視したという報告があります。
このことからも、高齢者の健康と幸福には密接な関係性があると考えられます。

日本人の健康のイメージには、病気を持っていないことの他、おいしく食事ができること、身体が丈夫、質の良い睡眠がとれること等の意見があります。

現代では、健康に関するどんな悩みも最新情報も、インターネット上であっという間に回答が見つかる世の中となっています。
この情報社会に暮らす現代人にとって、どこから情報を得て、どこまで信頼しているのでしょうか。

ある調査では、健康に関する情報の入手元について、テレビ・ラジオ・新聞のメディアからという回答が多かったのですが、2014年以降インターネットの割合が飛躍的に伸び、テレビやラジオに並んで情報の入手元になっているという結果でした。
健康について特に何を調べたかについては、身体についての情報、医療や医療施設について、食事や栄養についてという順になっています。

また健康を害するリスクについては、生活習慣病という回答が最も多く、人々の間に生活習慣が引き起こす生活習慣病への関心が高まっていることがわかります。
今後、日本は更に高齢化が進むと考えられますので、健康寿命を延ばそうという意識を持つことが国民に求められています。