食を楽しむ
シニアとされる年齢になると、家族や後輩などを連れてお寿司屋に行く機会があるかもしれない。
特に本格的なお寿司屋へ足を運ぶ場合には、恥をかきたくないという気持ちが生まれるのは仕方のないことだ。
自分の財力によって高級なお寿司屋へ他人を連れていけるというのは、満足感に浸れる瞬間でもある。
そんなときに、通ぶることができれば、さらに自分の評価を高められるかもしれない。
せっかくお寿司屋に招待するならば、自分の良いところを見せつけたいと思う気持ちは悪いことではないだろう。
しかし、生半可な知識では逆に恥をかいてしまう結果になりかねない。
そこで、こちらではお寿司屋で通ぶるためのポイントをいくつか紹介する。
お寿司の頼み方についてはいろいろいわれることがあるのですが、最低限頼んでおくべきネタとして、こはだとアナゴ、玉子焼きがある。
この3つは高級寿司店で出されればかなりの絶品であり、大満足できるだろう。
そのお寿司屋のレベルを見極めるためにも重要なネタのため、ぜひとも注文しておきたい。
通ぶるためのポイント
自分で好きなネタを注文するのではなくて、おまかせすることが通だと考える人がいる。
ただ何でもかんでもおまかせするのでは、逆に通とはいいがたい存在に見られるだろう。
通を気取りたいならば、きちんと自分の好みを伝えたり、好きなネタを伝えるのは大切なことなのだ。
もちろん、そのお店のおすすめを聞くのは忘れないようにして、その自慢の味を堪能しよう。
もしアレルギーを持っているならば、それは忘れずに大将に伝えておくべきだ。
万が一、アレルギーの症状が出てしまうと酷いときには命に関わる可能性もあるのだ。
お店の人に迷惑をかけてしまうことになるため、絶対にアレルギーに関して伝えておくべきだろう。
お寿司屋といえば隠語を想像する人が多くて、実際に自分で使ってみたいと思う人もいるかもしれない。
しかし、隠語というのは本来そのお店の人がお客さんに知られないようにするために使う言葉であり、客が使う言葉ではないのだ。
だから、変に通ぶって隠語を使うのではなくて、素直に丁寧語で話しかけるべきだろう。
会計のことをおあいそというのではなくて、お会計お願いしますと丁寧な言葉で伝える方がよりスマートだ。
どこかで聞いたような知識をひけらかすようなことは絶対にするべきではなく、むしろ素直な態度でいる方が逆に好印象だろう。
落ち着いた態度でいることは大切であり、またお店の人に変に馴れ馴れしく接するのはやめるべきだろう。
上品に行動することを心がけていれば、意外とそれだけでも通な人のように思われるかもしれない。