シニアのためのパソコン教室選び
シニアのためのパソコン教室選び

パソコン教室の勉強内容

シニア世代の習い事ランキング上位に入るものとして、「パソコン教室」を外すことはできません。
特に、退職をきっかけに始めるという人が多く、第二の人生をスタートするにあたり、熱中できる何か新しい趣味としてパソコン教室が選ばれるようです。
シニア世代になってからパソコンを始めることは、頭を使いつつ指先の動作も必要となりますので、脳の活性化や認知症予防にも良いとされ、ますます人気が高まっているようです。

パソコン教室で教わる内容は、教室毎に異なり、また先生によっても多種多様なレッスン内容となります。
シニア世代が始めるパソコン教室の主な内容とは初心者コースの場合、パソコンの電源の入れ方と落とし方、キーボードとマウスの使用方法、キーボード入力の方法、WordとExcelの基本的な操作方法等があります。

中級者コースになると、Wordを活用して制作物の作成、Excelを活用してグラフ作り、パソコンで家計簿、パソコン内での画像の整理方法、イラスト制作、年賀状やアルバム制作等になり、初心者に比べるとかなりステップアップした内容となっています。
趣味としてパソコン教室に通う場合はビジネスコースは向いていませんし、スキルアップを目指している場合には楽しいばかりのコースはいずれつまらなく感じてしまう可能性があります。
自分の目的、レベルに合った教室選びが重要となります。

パソコン教材のポイント

パソコン教室の教材は、市販されているものを利用している教室もあれば、独自のノウハウが詰まったオリジナルの教材を使っている教室も少なくありません。
個別指導型・集団学習型のパソコン教室では教材を見ながら、通信講座等の場合は動画やDVDを見ながら勉強します。
オリジナル教材を用意しているパソコン教室は、独自に研究、わかりやすく作られているはずですので問題はないと考えて良いでしょう。

ただし、シニア世代が新しく学ぶ教材として考えるのであれば、わかりやすさよりも「勉強しやすい教材かどうか」をチェックしてみましょう。
文字のサイズや色の使い方、フォントの形等、動画であれば聞きやすさ、見やすさ、説明の声の速さ等、教材の質で上達するかどうか、最後まで続けられるかどうかを左右します。

質問しやすい環境かどうかを確認しよう

小さい頃からパソコンに慣れ親しんでいる人には問題ありませんが、シニア世代でゼロからパソコンを習う場合には、ちんぷんかんぷんな用語、動作、名称、質問等が数多く出てきます。
ときには、「何を質問したらよいかがわからない」という方もおられます。
パソコン初心者にとって、すぐに質問をしやすい、何度でも質問ができる環境かどうかは非常に大切なポイントになりますので押さえておくようにしましょう。